楽しさの恐怖
お酒を飲むと、大人って本当に楽しそうになりますよね。
自分はまだ未成年なので飲めないのですが、どんな気分になるんだろう、
と想像してしまいます。
今晩は、近所のイタリア料理店で家族とそんな楽しいディナーをしました。
でも、そこでもうひとつ思ったのは、楽しさと怒りの違いって意外と薄いんじゃないか
ってこと。
楽しい気分の時って、他人からちょっとでも気に障ることを言われるといらっときて
怒りっぽくなるんじゃないか、と。
お酒に酔ってる時だけの話かもしれませんが。
でもよく考えると、ここでいう楽しさっていうのは、純粋な楽しさというよりは
苦しい現実から逃れられて楽しい、とか、
または逃れられる機会があって本当の自分をさらけ出せた気がして、なんか楽しい気が
する、程度の、なんか薄っぺらい、空虚な、それこそ自分に酔ってるからこそ
感じられる楽しさなんじゃないか、と思いました。
未成年だからこんなこと言えるのかな( ´∀` )
で、それって根本はエゴイズムにある気もするんです。
利己主義ね。自分第一主義のこと。
今世界を揺るがせているアメリカの自国第一主義もこういう系統だと思うんだけど、
こういうのって、ちょっと揺さぶりが入るとすぐ戦闘態勢に入ろうとするのよね。
さっきは楽しさと怒りの違いは小さい、って言ったけど、まさにこういうことで、
欲から生まれた楽しさは意外と見せかけだったりする。
その楽しさは、周りの人を巻き込んで、どんどん大きくなり、集団を形成する。
そして知らず知らずのうちに人々の心の中には平和を揺るがすような、過激な思想です
ら根付いていくんじゃないかな。
自分の感じている楽しさで、誰かの気分を損なっていないか、考えてみることも
大事なのかな、と考えながら眠る夜でした。