読書感想文 ~Think Clearly~
今回は、"Think Clearly"(サンマーク出版)を読破したので、
その感想文を書こうと思います。
このブログはほぼ日記みたいなもんなので
適当ですが許してください。
印象に残った章をいくつかあげようと思います。
- 好ましくない現実こそ受け入れよう
第七章です。
要するに、失敗を大事にしよう。失敗から学ぼう、ということです。
著者は航空機に搭載されているフライトレーダーを例にして、失敗を振り返る大切さを説いている。
かつての多くの墜落事故をきっかけに、定期航空便全機にフライトレコーダーが搭載された。
事故の原因を分析し、改善する作業が航空業界に浸透した。
そして皆が知る「ハドソン川の奇跡」が起きた。
失敗から学ぶ姿勢が、見事功を奏したのだ。
ではなぜ多くの人はこのプロセスを怠ってしまうのか。
それは、失敗から気をそらすほうが楽だからである。
私の例をとって考えてみる。
三月に友人とタイへ旅行に行く約束をし、私は飛行機のチケットをとる担当を任された。
格安航空会社をいくつか調べ、航空券の価格の変動をチェックする日々を送っていた。
すると、2月上旬にかけて、復路(バンコク・ドンムアン空港から成田)の価格が急上昇。
あわてて友人に相談した。
「新型コロナの影響かもな」 「中国に行こうと思っていたタイ人が日本に殺到しているのかも」 「このまま上がり続けるに違いない」
そんなことから、手早く購入を決めてしまった。
するとどうだろう。以降、価格は上がるどころか下がり続け、
昨日おととい辺りは復路1,1000台をマーク。
1,8000で手を打った私たちは大損をした。
割とありがちな話だと思う。
価格が下がり続けているのを見たとき、
何度も叫びたくなった。
衝動に任せて鬱になりかけたかもしれない。
こんなとき、冷静に失敗の原因を分析できるだろうか、いやできない(反語)。
そう、失敗から気をそらすほうが楽なのである。
疲れた。
ここで終わる。